個人特訓教室 メールマガジン
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┃                 2001年7月号
┗┓No.002┏━━━━┓2001.07.10 ためになる教育マガジン━━━━
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目次
●あいさつ
●教育の今
●高校紹介
●大学紹介
●今月のおすすめ
●講師の学生時代
●編集後記

★★★★★☆☆☆☆☆★★★★★☆☆☆☆☆★★★★★☆☆☆☆☆★★★★★☆☆☆☆☆

◆あいさつ◆
 嫌な梅雨も通り過ぎ、そしてもっと嫌な期末試験も終わり、いよいよ夏です。さあ思い
っきり遊ぶぞ!なんて考えてる人もたくさんいるとは思うけど、夏こそ勉強して、基盤を
固める絶好のチャンス!今しかないんだ。夏期講習で自分を磨いて一皮むけよう。一皮と
いわず別に二皮、三皮むけてもかまいません。忘れられない有意義な夏にするぞ!(オー
ッ!)
                                編集責任者 吉岡

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◆教育の今◆
 この項目は教育について思うところを書き綴ったコラムです。今回も当マガジンの専任
コラムニストの代々木教室、伊藤先生に、熱い教育論を語ってもらいました。

数学なんていらない?>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

数学を苦手とする人、あるいは文系の人が多く持つ疑問だと思います。ご父兄の中にも
少なからず同じように思われた方がいらっしゃるかと思いますし、また、そのような質問
をお子さんから質問された経験もあるかと思います。今回はこのテーマを取り上げてみた
いと思います。
今すぐ自宅から東京駅へ行きなさい。と言われたらどう答えますか?電車、車、自転車、
タクシー、徒歩、バス・・・様々な答えが返ってくるはずです。まずこれら東京駅へ行くため
の方法(手段)にあたるのが数学では〜公式〜になります。
では、お金をいくら持っているのか、何時までに着けばいいのか、車があるかないか・・・
様々な条件により、方法(手段)が限られてくるはずです。これが数学では問題文に与え
られる条件〜仮定〜です。与えられた条件〜仮定〜を加味し、どの方法で行くのがベスト
か判断し、結論を出すことが、数学でいう的確に、最善の方法で答えを求める事、証明す
る事に他なりません。
いくら条件〜仮定〜を読み取る事が出来ても、方法(手段)〜公式〜を知らなければ、
適切な答えには至りません。逆に方法(手段)〜公式〜だけ知っていても、与えられた条
件〜仮定〜を読み取り、考え、判断する事が出来なければやはり、答えは出せません。

つまり数学を学ぶということは、社会に出て、あるいは普段の生活の中で、トラブルや
問題が起こったときに、どういった解決方法がベストなのか、多くの方法(手段)を知り、
状況、条件〜仮定〜から最善の解決策を判断できる思考力を養うことだと思います。習っ
てないから分からない、知らない、出来ない・・・では通用しないのです。マニュアルがなく
ても、習っていなくても、自分なりに考え、答えを導き出す力をつけるために数学を学習
するのではないのでしょうか。数学は不必要だと思われますか?

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◆高校紹介◆
 このコーナーでは進路で悩む中学生のために、実際にその高校に通っている生徒にアン
ケートを取り、どのような学校なのかを赤裸々に語ってもらい、今後の参考になるように
と考え作りました。
 楽しく読んでいただきたいと思います。

 今月は、私立富士見丘高校在校生に語ってもらいました。

富士見丘高校>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

●授業形態
 高3の月曜日、金曜日の5、6時間目は生徒が好きな授業をとる。(別にとらなくてもよ
い。) 高2で理系文系に分かれる。

●校則
 茶パツ、寄り道、眉毛、爪伸ばし、置き勉、アルバイト、自転車通学、駅で待ち合わせ、
携帯、無断旅行など禁止。見つかった場合は始末書、反省文など。

●進学先
 今年は慶応に5人。その他。

●部活
 硬式テニス部が強い。過去全国インターハイ3冠制覇。少林寺拳法部がある。

●名(迷)物先生
 生徒と結婚している先生が多数。

●学食
 パンとおにぎりしか買えない。パンは美味しくない。値段は130円くらい。高い。

●行事
 中学1〜高2まで山梨県に5月頃、2泊3日で泊まりに行く。4月は中学はディズニーラ
ンドに行く。

●修学旅行
 中2、京都。中3、オーストラリア。高2、九州。

●ここが良い
 学校がきれいになったところ。渋谷区にある。

●ここが悪い
 いろいろ厳しいこと。プールがないこと。制服がかわいくないし、お弁当バッグとかマ
フラーまで指定。

●後輩へのアドバイス
 こんな楽しそうな富士見丘に是非きて下さい。

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◆大学紹介◆
 とうとう今月より、待望の大学紹介がスタートしました。大学生活に恋焦がれている高
校生の諸君たちは、ぜひ一読の上、その実態に触れて、大学生になるべく勉学に邁進して
下さい。
 今月は、横浜市立大学・医学部に見事合格した田中君(川和高卒)に語ってもらいました。
お医者の卵はいかに育っているのかをとくとご覧あれ。

○大学、学部、学科名は?
 横浜市立大学、医学部、医学科。

○一授業の人数は?
 医学部のみの授業は約60人、他学部と同じものは60〜200人くらいです。

○今、どのような科目を選択しているか。また、その授業内容は? 
 高校と同じような、英、数、物、化、生、体育、他にはドイツ語、医学序説、電子計算
機論などを取ってます。
 ほとんど高校と同じような授業内容で(レベルはかなり高い)、医学序説はビデオやス
ライドを見たり施設見学をします。
 電子計算機論はパソコンの使い方を教えてくれます。

○特色のある選択科目は?
 医学序説と都市自然と市民文化の将来。
 医学序説は唯一医学に触れられる科目です。
 都市〜は地域のいろいろな人が来ていろいろなジャンルの話が聞けます。

○所属している学科は具体的にどんなことしているのか、また何を学ぶのか?
 2年の前期までは一般教養の期間なので高校の延長のようなことをしています。
 これは人間形成の期間であるとともに、将来医者になったときに来る患者さんはいろい
ろな分野の人が来るのだから、それに応じられるようにとのことです。

○名物教授は?(変わった教授)
 政治学の土橋教授はよく二日酔いだと言ってあらわれます。
 家庭の楽しい話をほぼ毎回します。字は解読不可能。

○学校の設備(学食の様子、値段、特色や、購買の変わったところ。また、パソ
コンなどの情報設備)はどうか?
 学食は2限終わってすぐは大変混んでます。だいたい500円くらい使います。
 小さい喫茶店もあり、そこはちょっと高いけど(550〜800円)おいしく
て量も満足です。
 パソコンを使えるのは4部屋あり、2つは授業にも使い、あとは自習用と大学
院生用です。

○学校の雰囲気は?
 ほのぼの系。 

○どんなサークルがあるか、また、あなたはどこに入っているか?
 医学部は他学部と別になっていて(他学部のサークルに入る人もいます)、医学部は今
までサークルはなかったが、1年がテニスサークルを作りました。
 あとは全て部活です。看護学部とは一緒にやってます。海が近いのでヨット部
あり。
 自分は軟式テニス部に入ってます。(部活という名のサークルなので楽です)

○我が校のここがよい。
 60人で6年間も一緒だから学部内の仲が大変良い(はず)。
 海が近い、シ−パラが近い、自然が感じられる。

○我が校のここが悪い。
 田舎っぽいので空き時間があっても行くところが少ない。
 キャンパス内で上を見上げるとトンビが...(悪くはないけど)

○学校外ではどんな生活をしているか?(バイト等)
 必修授業が多いので車の免許が取れるまではバイトはしないです。
 まわりはカテキョが多いです。
 最近は合コンをする人が増えてきました。飲み会が多いです。(今年の1年は特殊らし
い)

○入学にいたるまでに、どのような勉強が効果的だったか?
 全範囲やったらあとはひたすら赤本。

○役に立った参考書は?
 赤本、チャート式新化学TB・U

○その他、後輩へのアドバイスは?
 ひたすらがんばれ。そうすれば、横浜市民は優遇されるらしいのでなんとかな
るはず。
 小論文と面接はよほど変なことしない限り関係ないので他の勉強をがんばった
方がいいよ。
 過去問やって傾向をつかめば良いと思う。
 あとは、センターで9割とれれば後期で受かるよ。

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◆今月のおすすめ◆
 このコーナーでは今後、教育問題に限らず、親子関係や思春期の問題その他、広い意味に
おいて、人生の中で出会いたい本、映画、TV番組などをピックアップしておすすめしてゆ
きます。
 今回は光岡先生に、巷で話題の新しい教科書についての文献を紹介してもらいました。

『新しい歴史教科書』市販本 西尾幹二(著)                 
光岡誠司
 通読してみて、予想以上におもしろい。歴史に興味のある中学、高校生、または歴史教
育に関心のある方には本書を一読されることを強くお勧めします。いや、むしろこれまで
歴史が苦手だった人こそ手にとってもらいたい本です。純粋に読めば自分たちの祖先、国
に対する敬意、親近感のわく記述で、しばしこの本が教科書だということを忘れてしまう
ほどです。ここで実際の記述をご紹介したいのですがスペースの都合でできません。教室
にありますのでぜひご覧下さい。
 しかしながら読後に湧き上がるのは歴史に対する新たな興味ばかりではありません。こ
の本は出版される前から“南京事件”“大東亜戦争”“神話”などの記述が問題視され、
現在も依然として外交問題化してしまっており、韓国から修正要求が出ています。
 非常に残念なことですが、そのために読者の側にすれば読む前から相当のバイアスが入
ってしまいます。この教科書に対する反対意見は@事実を歪曲している。A軍国主義につ
ながる。皇国史観である。B近隣諸国条項に触れる(中国、韓国に配慮した表現になって
いない)の三点に集約されると思います。一方、文部省の修正要求に応じた上(かなり大
幅に譲歩している)検定に合格した出版社側では堂々と全面的に反論しています。端的に
言えば“今までの教科書が異常なまでの自虐的思考に基づいた偏向教科書であり、こちら
こそが事実に基づいた客観的論述なのだ”と。歴史とは単に事象の羅列ではなく、後世の
人の解釈次第、殺戮も解釈次第で英雄伝説になったり亡国行為になったりするということ
を改めて知らせてくれます。
 いずれにしろ今までは実際の教科書が手に入らないままでの論争だったのですが、出版
社の英断(戦略)によって、この本が入手できるようになったため、それぞれの意見がよ
り鮮明になりました。これらの論争の構図を日本対韓国というだけではなく、文部省対外
務省、サンケイ新聞対朝日、毎日新聞などという場外乱闘のかたちでとらえる人もいて、
いろいろ想像力を駆りたてられます(?)
 このような本がこれまでずっと出版できない状態が続いていたことに思いをはせると、
いかにこれまで不毛の論争を続けてきたか、いかにマスコミが偏った報道をしてきたか、
そして、いかに日本の教育制度が窮屈であるか、いやというほど思い知らされます。
蛇足ながら“受験に役立ちますか?”と問われたら、私の答えは“イエス”。一貫性があ
るため読みやすくレベルも高いと思います。

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◆講師の学生時代◆
 この項では我が塾の講師の学生時代を振り返ってもらい、生徒たちに講師の人となりを
感じていただいて、より親近感を持ってもらいたいと考えています。
 今月の講師は代々木校の中村先生に語ってもらいました。

私の学生時代  中村隆宏 早稲田大学教育学部卒

 学生時代にやっていたことというと、部活という一言につきます。中学、高校と陸上部
の長距離をやっていたのですが、中学の頃から地区のレベルが高く、全国大会に出ている
人たちがたくさんいたので、負けず嫌いの自分も普通に全国大会を意識して練習をしてい
ました。高校を選ぶ時も、中学時代は県駅伝で、4位をとれたので、さらに上を目指すた
めに、どうせ部活をやるなら本気でやりたいという気持と、最終的には早稲田大学に入っ
て箱根駅伝を走りたいという思いから、地区で1番陸上が強く、ある程度学力もある学校
を選びました。
 高校に入ってからはというと、常に県大会で入賞して、関東大会にも毎回出場している
ようなレベルだったので、今までは選手になれなかったことなんてなかったのが、補欠に
もなれなくなり、そして、自身の伸び悩みから、ただ与えられた練習をこなすだけでなく、
毎日自分に必要なことは何か、それを身につけるためには何をすればいいかということを
常に考えるようになりました。自分は他の人より素質がないということはわかっていたの
で、人より速くなるにはより多くの練習をしなければいけないと思っていたので、毎朝1
2キロ、誰も校庭に人がいない時間から走っていました。その成果もあってか、高2の時
には駅伝の補欠にも選ばれたのですが、3年になったころにはまた走れなくなり、病院に
いって診察をしてみたら、「練習のしすぎで慢性的に疲労がたまっている」と言われ、駅
伝の選手になるという、高校時代の目標、そして、箱根駅伝を走るという夢も断念せざる
をえませんでした。しかし、部活はすぐに辞めたというわけではなく、他の部員とともに、
11月下旬の関東大会まで一緒に練習はしていました。
 大学受験の勉強は、高3になってから始めたのですが、11月までは部活があったので、
練習が終って家に帰っても、1時間ちょっとしか勉強できる時間がありませんでした。し
かし、このままでは入試には間に合わないとわかっていたので、なるべく学校の授業中に
覚えてしまおうと、学校の授業の時間は、授業でやっていること、プラス、自分の勉強を
必死に進めていました。よく部活をやっているから勉強はできないと言っている人がいた
のですが、それは自分にとってはただの言い訳にすぎず、逃げ道を作っているようにしか
感じていませんでした。逆に自分の中では、目的ももたず学校に来ている人に、勉強でさ
えも負けるわけにはいかないという気持ちで勉強をしていたことを覚えています。
 部活が終ってからの勉強なのですが、すぐに期末テストがあり、それが終ったらすぐに
試験休みに入ったのですが、そのころから毎日12時間くらい勉強していました。1月に
入ってからはだいたい平均で14時間、最高で17時間勉強していました。部活をやって
いたころに比べたら、どんなに勉強していても、筋肉痛になって、朝起きるのがつらいな
んてことはなく、全然苦ではなかったです。その勉強の成果もあってか、目指していた早
稲田に合格できたのですが、嬉しさとともに、虚しささえ感じてしまいました。虚しさの
原因なんですが、部活のほうではどんなに人より頑張っても、思った結果が出ず、逆に練
習のしすぎだと申告されたのですが、あまり時間をかけられなかった勉強のほうで、すぐ
に成果がでてしまったということです。
 ここでいいたいことなのですが、運動などでは、やりすぎると故障という結果につなが
ることがありますが、勉強に関していえることというのは、やればやるほど身につき、成
果に現れるということです。勉強のしすぎで逆に出来なくなったという人の話は聞きませ
ん。その点では、勉強というのは、1番正直に結果がでるものなんではないかと思います。
学生時代というのは時間が限られています。与えられたことをこなしているだけでは、大
きく成長することもできないと思います。どの分野でもいいので、一つのことに集中して
取り組んで、自分で考えて、そしていろいろ経験してみてください。その結果が良かった
にしろ、悪かったにしろ、本気で過ごした時間は人生にいい影響をあたえるはずです。

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◆編集後記◆
 今月から多数のご要望に応え、大学紹介を始めました。当塾のOBたちが後輩のために、
楽しく辛い(?)キャンパスライフを大いに語ってくれたので、興味深く読んで下されば
本望です。
 また、夏期講習もまだ受け付けていますので、やる気の有る諸君は奮って参加してくだ
さい。まだ間に合うぞ。
 ご意見、ご要望はこちらまで。情報提供大歓迎。magazine@tokkun.net
 ああ、夏が始まる・・・
 
吉岡