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            個人特訓教室 メールマガジン

              「 Person to Person 」   

        No.009  2002.2.8 ためになる教育マガジン
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目次
●あいさつ
●特別対談パート2・・・・当塾代表・光岡誠司VS代ゼミ講師・設楽雅司
●新指導要領について 〜相対評価から絶対評価へ〜
●川柳コーナーのお知らせ
●今月のおすすめ・・・・・映画「ネバーエンディングストーリー」
●合格体験記・・・・・・・上智大学経済学部合格 木部理恵子
●プレゼントコーナー
●ホームページ大改革!並びに携帯電話用ホームページのお知らせ
●編集後記
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◆あいさつ◆
 
 冬の寒さがますます厳しくなってきた今日この頃、皆さんいかがお過ごしで
しょうか? ちょっとしたきっかけで、すぐに風邪をひいてしまうので、健康
にはくれぐれも気をつけてください。特に受験を控えた生徒諸君は体を大切に、
しかし怠けることなく頑張りましょう。
 それでは寒さを吹き飛ばす勢いで、2月号、スタート!

編集責任者 吉岡
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◆〜学力低下の現実と原因〜 ◆
特別対談パート2:光岡誠司VS代々木ゼミナール英語講師・設楽雅司
 
 新年号で好評だった当塾代表の光岡誠司と、代ゼミの設楽雅司先生との対談
でしたが、紙面の関係上、その楽しくも中身の濃い全内容を紹介する事ができ
ませんでした。よって、今月号では、その続きとして第二弾を掲載します。
 
 今日、声高に叫ばれている学力低下。それをテーマに今回の対談をお送りし
ます。教育に対する熱いエネルギーをもった二人のトークを堪能してください。

◎学力低下について◎

光岡「このごろ学生の学力低下が叫ばれていますが、実感としていかがですか?
 夏目漱石の時代から学力低下は言われていたんだから尺度の問題だという人
 もいます(笑)。つまり我々は四書五経は暗誦していないけれど漱石はメールも
 携帯電話も知らないから同じだと(笑)。私は今さら論争するまでもなく、はっき
 りと低下していると思っていますが、しかも急速に」
設楽「いやぁほんとに落ちてます、間違いなく。ひどいもんです。この7,8年
 を比較しただけでも歴然としています。しかも我々のところに来る人間は少な
 くとも勉強しようという生徒ですよ。それを全体的に捕らえればぞっとするほ
 どだと思いますよ」
光「この現象の最たる原因とは何なんですかね」
設「もちろん公教育における教科書、および教師の質の低下を言わざるを得ま
 せんね」
光「そうですね。先生一人一人の質を言ったらきりがありませんが、とにかく
 入れ替えがないから公立校なんか教師の平均年齢が40歳を超えてしまって、
 変化する親や生徒の気質に対応できない。今ひとつ信頼関係が希薄な気がしま
 す」
設「私も代ゼミで数年前、まったくこれまでと同じ授業をしているのに生徒か
 らの評価が突然ガクンと下がったことがあって驚きました。何でだろうと悩み
 ましたが、よく考えりゃ、自分は一つ一つ年をとりますが、教わる生徒は毎年
 18歳ですからね(笑)、毎年ギャップが広がっていることに気付きまして徹底
 的に研究してやり方を変えてみたらまたトップクラスに戻れたんですよ。同じ
 ように見えても子供は相当変化してますよ」
光「確かにおっしゃる通りです。それと教科書についても、今度の指導要領改
 定で出される教科書がこの4月には生徒たちに渡るんですが、イラストや吹き
 だしばっかり、はっきり言って普通の感覚ではアカデミックな匂いなんか全く
 無くって、あれじゃ絵本ですよ。どこかの評論家も言っていましたよ、小学生
 をバカにするなと」
設「教科書を易しくして、授業時間が減れば学力が落ちるのはどこの誰が考え
 たって当たり前で、私はこれまでただでさえ国語力の低下が一番の原因だと思
 って来たんですよ。文化は言葉ありき、と私は考えていますから。私の時代と
 の決定的な違いは読書量なんです。私が子供の頃は、それこそ本を読めと徹底
 的に教えられましたよ。それによって語彙が増え、感性が磨かれていったんで
 す。でも今の子は本当に本を読みませんね」
光「いろんな調査を見ると活字離れは今だに増えつづけていますよね」
設「そう。今の子はテレビはもちろんゲーム、パソコンなど、読書以外ででも
 心の刺激を得られるようになっていて、それはそれでいいとしても、でもその、
 ゲームなりパソコンなりの内容の言語や感性が素晴らしいとはとても思えない
 んです。むしろ陳腐ですよ。そこに問題があると思いますね。だから本当に良
 い本をたくさん読んで欲しい」
光「その通りですね。私が高校生の時、何かの折に趣味は読書と言ったら、担
 任の先生に“趣味というものは普通、あまり人がやらないことをいうんだ。読
 書というのは人の当たり前の活動だから趣味というには当たらない”と言われ
 たのをいまだに覚えています。なるほどと思いました」
設「本当ですよ。我々の時代は、古文、漢文が外国語のように感じていたので
 すが、今の子は本を読まないから現代語が外国語になっちゃって(笑)」
光「(笑)じゃあ最後に設楽先生、何か生徒におすすめの一冊をお願いします。
読みやすいもので」
設「そうですねぇ。読みやすいということになるとドラマにもなっている“最
 後の家族”村上龍ですね。家族というものに深く切り込んでいる。光岡さんは?」
光「えーとじゃあ私は記憶喪失と自立を扱った坪倉優介の“僕らはみんな生き
ている”をあげます」

 おすすめの書籍を挙げて頂いた所で今号はひとまずブレイク。まだまだ熱い
対談は続きます。次号の第三弾をお楽しみに。
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◆新指導要領について 〜相対評価から絶対評価へ〜◆
  
 来年度より新指導要領が実施されます。指導内容の大幅な削除、完全週休二
日制とともに、今、関心を集めているのが、通知表の査定方法です。中学でも
これまでの相対評価にかわり絶対評価が導入されるからです。
 
 これは内申点において、学校間格差をどうするかという問題への解決策とい
う意味合いがあります。成績優秀な生徒がたくさんいる学校と、そうでない学
校の通知表が、数字上は同じ5でもその内実は違うのではないか、との問題点
を指摘されてきたことにより、このような評価の導入になったわけです。
 
 しかし、今のところ文部科学省から示されている評価方法については「観点
別学習状況の評価を、どのように評定に総括するかの具体的な方法等について
は、各学校において工夫することが望まれる」というものだけです。要するに
「評価方法については各学校に任せるので、しっかり研究して下さい」という
ことです。ですから「指導目標のラインを設定し、それを越えた生徒は全員5
をつける」と決め、その通りの結果になれば学校中の生徒が5になることもあ
り得るのです。

 このように各学校で独自の評価方法により決められた内申点を、これまでの
ように高校入試の資料にそのまま使用して果たして公平な選考といえるかどう
かすでに各方面から疑問の声があがっています。
 上述の定義で行われる絶対評価の導入により、学校間であった差異を無くし
公平な評価を現実にしようと試みたはずが、また新たな不公平を生むことにな
りかねません。

 特に高校入試において内申点を重要視する一部の自治体の公立学校において
は、これからの入試の様相が一変してしまうことは間違いありません。そのよ
うな公立高校では、絶対評価が文部科学省の思惑通りに実施されれば、高校入
試はより実力が問われる形に変わっていくものと予想されます。
絶対評価が今後どのような結果を生み出すのか、まだまだ分かりかねますが、
いずれにせよ生徒たちは、散々削減された教科書の中で、真の実力を身につけ
ねばならなくなるでしょう。
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◆川柳コーナーのお知らせ◆
 
 新春号において、川柳大会の優秀作品を発表しました。またその号で、新た
な作品で、川柳バトルロワイヤルをホームページ上で行い、皆さんに投票して
いただいて順位を決める旨をお伝えしました。まだ一ヶ月程度しかたってない
のですが、現在にいたるまで続々と票が集まってきており嬉しく思います。
 まだ締め切りまでにはさらに一ヶ月あるので、これからもどんどん投票して
もらいたいのですが、今月号では人気を集めている一作をご紹介します。

★「パレスチナ 食べ過ぎちゃった “あらっFat”」

 その他、微笑ましい(中には爆笑!?)作品もあるので、ホームページまで
お立ち寄りになってください。
また、投票締め切り後も、引き続いて川柳バトルロワイヤルを行いたいと考
えていますので、新作を募集しつづけます。ホームページ上からでも、メール
で直にお送りになっても構いませんので、ふと思いついたら是非投稿ください。
お待ちしています。

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◆今月のおすすめ◆
 
 今月は当塾、中川校の中田卓先生に作品をすすめていただきました。それは
夢と愛、純粋な心を描いた、映画「ネバーエンディングストーリー」です。
 では、中田先生による紹介文をどうぞ。

映画「ネバーエンディングストーリー」
監督:ヴォルフガング・ペーターゼン 1984年ドイツ・アメリカ合作

 今、ハリー・ポッターを中心に、何かとファンタジーものが話題になってい
るが、これを観ずしてファンタジーを語ることなかれというべき素晴らしい映
画がある。1984年制作「ネバーエンディングストーリーTHE NEVERENDING
STORY」だ。実は私もこの作品に触れたのもつい2年前のことなのだが、観て
みると、18年も前に作られたとは思えないほど、全く古臭さを感じない。原作
者は思想家・ファンタジーのメッカともいえるドイツの文学作家ミヒャエル・
エンデが79年に発表した「はてしない物語」。映画化にあたってはアメリカの
協力で2700万ドルという巨額の資金が投入されている。

 私がそもそもこの映画に惹かれたのはリマールの演奏するテーマ曲なのだが、
その流れるような旋律が映画のシーンととてもよくマッチしているのだ。

 主人公バスティアン(バレット・オリバー)は本好きないじめられっ子の少
年で、逃げ込んだ古本屋で分厚い本「ザ・ネバーエンディング・ストーリー」
を見つけ、その本のもつ不思議な力に文字どおり引き込まれていく。その本と
は人間の空想の世界「ファンタージエン」での物語。ファンタージエンは目に
見えぬ巨大な恐怖「無」に襲われるのだが、これは夢を失う現代世界に対する
警告。人間がファンタジーの世界を信じなくなったことによってファンタージ
エンは消滅の危機に襲われていく。ファンタージエンを救うため、少年勇者ア
トレーユ(ノア・ハサウェイ。とっても美形である。実はインディアンの末裔
らしい)が、幸運の龍ファルコンに乗って国を救う旅に出るのだが、ファンタ
ージエンは果てしなく、押し寄せてくる「無」から救うためには純真な心を持
つ人間の子供の助けが必要だと告げられる。そこで物語に感情移入しているう
ちに本の中に入ってしまったバスティアンに白羽の矢が立つ。どうして自分が
本の中に?この僕が救世主?半信半疑のバスティアン。はたして彼はファンタ
ージエンを救うことができるのだろうか? 果たして物語の行方はいかに?
 
 先にも述べたように「無」の世界とは、この作品において「夢を失った世界」
の意味合いがある。劇中で広がってゆく無とは、実は、夢も希望もなくなるよ
うな世界へと変貌してゆくことを意味し、これは奇しくも現代の社会を鋭く予
見、そして揶揄していると思われる。
 そして主人公は、その無の世界の蔓延を防ぐべく立ち上がる。それを駆り立
てるのは、少年のひたむきなまでの「純粋さ」であり、夢を大切にしようとす
るシンプルかつ強い心なのである。
 
 このピュアな心こそ、まさに今の人々が失いつつあるものではないだろうか。
ややおもすれば面はゆく感じられる「純粋」ではあるが、その信じる心の先に
ある「夢」の存在こそ、実は人生をふくよかにさせるものにちがいないはずだ。
 
 純粋な心で夢を信じる・・・疲れ果てた現代人の、忘れかけた部分を思いだ
させてくれるこの作品を、人生の隙間にでも良いから観ていただきたい。
 そして、観終えた次の一日を新たな気持ちで迎えてくれれば幸せである。そ
の一日が、自分なりの夢の始まりになることを信じて・・・

t.nakata@tokkun.net
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◆合格体験記  上智大学経済学部合格 木部理恵子◆
 
 いよいよ合格の吉報が飛び込んできました。見事上智大学に合格した、木部
理恵子さん。その喜びの声をお伝えします。

 私が代々木個人特訓教室に入塾したのは小学校5年生の時です。小学校から
大学までが一貫教育の私立の女子高に通っていたので、小学校、中学時代は授
業で学校の補習をして頂き成績を向上させてきました。

 高校に入学してからは、大学受験を視野に入れ、それまでの学校の補習から、
受験勉強へとスタイルを変えて授業を受けてきました。数学、英語、国語のど
の教科も、先生と近い距離で少人数の授業でしたので、自分の学力に合わせ、
わからないところを集中的に学ぶことが出来ました。

 高3になって、志望の上智大学経済学部に自己推薦制があることを知り、一
般受験の勉強を続けながら、推薦用のレポートの作成や推薦試験対策、面接対
策も授業でして頂きました。どの教科の先生も本当に親身になって、推薦試験
という変わった受験の対策をして下さったので、実力を伸ばし、上智大学経済
学部経営学科に無事合格することが出来ました。

これからも続々飛び込んでくる合格の声を、逐一お送りしたいと思います。
magazine@tokkun.net
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◆プレゼント◆
 
 お待ち兼ねのプレゼントコーナーです。抽選で千円分の図書券を5名の方に
お送りします。今月のキーワードはサクラサクです。
メールアドレスと共に入力して頂ければ応募の形になります。それでは
http://tokkun.net
のプレゼントコーナーへ進んでください。
 締め切りは2月末日まで。 尚、当選者にはメールでお伝えします。
 また会員専用ページには、
 goukaku
で、入る事が出来ます。必ず小文字で入力してください。
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◆ホームページ大改革!並びに携帯電話用ホームページのお知らせ。◆
 
 皆様に愛されてきた個人特訓教室ホームページですが、思い切ってリニュー
アルすることになりました。その日は2月14日です。そうです、バレンタインデー
です。当塾からあなたへ、チョコの代わりに新ホームページをお届けします。

 これを機に、新たな企画を引っさげて堂々改革に踏み切ります。その企画は
とっても役に立つものなので、是非一度、立ち寄ってみてください。新企画っ
て何? フフフッ、それは言えません。是非自分の目でご覧になって、確かめ
てください。
 また好評な川柳、掲示板コーナーも継続してまいりますので、どんどん書き
込んでください。
 
 更になんと! 個人特訓教室の携帯電話用のホームページが出来ました。
i-modeやJ-skyで見る事が出来るので、そちらもよろしく!アドレスは
http://tokkun.net/i/
です。
 それでは、これからも発展してゆく個人特訓教室ホームページをよろしくお
願いします。

http://tokkun.net
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◆編集後記◆
 
文部科学省が、ゆとりに危機感を抱いたのか、補習、宿題を奨励するといっ
た、異例の通達を行いました。このメルマガで言い続けて来たことに気づいた
のか、やっと重い腰を上げ始めたようです。この件に関しては、ホームページ
の掲示板でも様々な意見が述べられているので、ご覧になっていただき、もし
意見があれば書き込んでくだされば幸いです。

 また今月号から、合格体験記を盛り込みました。この様に時の経つのは早く、
合否が出始める時期になり、今後、悲喜こもごもの人間模様が浮き彫りにされ
ることになるでしょう。
 
 受験を控えた学生諸君は、「悲」ではなく「喜」の状態になるように、精一杯
の努力を惜しまないで下さい。
 また、受験生ではない生徒や、もう受験など関係ない大人の方々も、日々精
進して、寒風に立ち向かってゆきましょう。
受験生! 祈、合格! ファイト!

吉岡
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