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個人特訓教室 メールマガジン 「 Person to Person 」 020 2003.1.8 ためになる教育マガジン |
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◎2003年 新年特大号!◎
http://tokkun.net
magazine@tokkun.net
《目 次》
●新春教育コラム・・・・・・・・・・・・『教育基本法改正問題』逢坂喜郎
●新春特訓川柳:金賞、優秀賞など発表!
●教科の窓・・・・・・・・・・・・・『日本を救った英語の達人』光岡誠司
●初笑い!ショートユーモア・・・・・・・・・・・『総集編:スットコ君』
●大奮発!お年玉図書券プレゼント
●データの杜・・・・・・・・・・・・・・・・・・中高生学校外学習時間
●お知らせ
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◆ごあいさつ◆
明けましておめでとうございます。本年もご愛読よろしくお願いいたします。
さて、平成も15年目を迎えました。現在の小学生はすでに全員が平成生ま
れですね。時の経つのは早いものですが、日本国憲法同様、昭和22年以来、ず
っと変わっていないものが教育基本法です。
新年早々ヘビーな話題で恐縮ですが、少々お付き合い下さい。当教室のホー
プ、逢坂先生が日教組に堂々ストレート勝負です!今年も元気にプレーボー
ル!
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◆新春教育コラム◆
『教育基本法改正問題〜教育を歪めた悪しき伝統〜』 逢坂喜郎
教育基本法は半世紀以上の歴史を持ちながら意外に中身が知られていません。
現在、その改正問題が議論されていますが、やはり世間の関心は低いようです。
いや、それどころか先生方でも教員採用試験が終わって何年か経てばお忘れに
なっているかもしれません。学校教育の現場では、学習指導要領の方に存在感
があります。
そんな教育基本法が改正された場合、具体的にどのように教育現場に影響す
るのでしょうか。私は改正を押す立場からお話したいと思いますが、教育基本
法はわずか1ページの短いものですので、よろしければ全文をぜひご覧くださ
い。
http://tokkun.net/kihon.htm
教育基本法が制定された当初(昭和22年)、日教組はこれを“官僚的な悪文
だ”と、制定そのものに反対でした。ところが今回の改正に関して「今の教育
基本法は子どもたち一人一人を大切にする素晴らしいものだから改正は必要な
い」と言います。このように日教組の姿勢が180度変わってしまったのはなぜ
でしょうか。改正問題がマスコミで報道されるときには、愛国心の部分ばかり
が大きく取り上げられますが、実はこの日教組の方針転換の裏にこそ教育基本
法の大きな問題があります。
基本法10条に、「教育は、不当な支配に服することなく」の文言がありま
す。日教組はこれを拡大解釈して、学校から“管理”という考え方を徹底的に
排除してきました。戦前の教育に対する反省から、権力に屈せず、良心に基い
て生徒に向かい合うのは結構なことですが、干渉がないことをよいことに、教
職を聖域化し、努力を怠っているとしたら大問題です。
例えば、5時までしか働かない先生、生徒のことよりも自分の利益優先で組
合活動にばかり熱心な先生、果ては十年一日のごとく、毎年同じ内容の授業し
かしない先生―このような教師は緊張感の無い職場環境から生まれてしまった
のだと私は思います。組合の方々が基本法改正を嫌う理由はまさにここ、今の
“恵まれた環境”を失いたくないからです。
もちろん部活動の指導のあと、毎日夜遅くまで残って校務に励む先生方は私
の知り合いにも大勢います。私が問題視するのは、そのような献身的に働いて
いる方々に仕事を押し付け、寄生するかのごとく給料をもらっている人々、そ
してそれを可能にしている今のシステムです。税金で運営されている公立学校
であれば、これを正すために改正の声をあげるのは納税者の自然な発想だと思
うのです。
現在の組合との関係では、例えば教育委員会などが公平に勤務評定し、先ほ
ど例にあげたような先生を「問題あり」と指摘するのはとても難しく、よほど
のことが無い限り解雇など不可能ではないでしょうか。教育の現場で管理が否
定された結果、学級運営もおかしくなりました。メール遊び・化粧・マンガ・
居眠り…テレビを見るような感覚で授業を受けるのが異常ではなくなってしま
いました。
ご父母の皆様は学校にどのような教育を期待されますか。学校間の競争が激
しくなってきた現在、高い評価を受けている私立高校では、大抵、校長・理事
長といった責任者が教育現場に対して強いリーダーシップを発揮しています。
そのようなところでは生活指導であれ学習指導であれ一貫した姿勢が貫かれて
いると耳にします。教室に管理の行き届いていない学校が、豊かな教育を保証
できるのか、大いに疑問です。
基本法改正に向けては、各方面から数々の提言がなされてきました。個性の
前提となる公共心の育成や国際化に向けた日本人としてのアイデンティティの
確立は是非とも基本法の理念に追加して欲しいところです。教育は国家百年の
計と言われています。じっくりと議論する必要があるでしょう。改正を急がな
ければならないのは何よりも基本法10条の問題です。去年出された中央教育審
議会の中間報告を受けて、今通常国会で教育基本法の改正に関して議論が始ま
ります。
y.ohsaka@tokkun.net
◎アンケートなどではご父母の関心はあまり高くないこの問題ですが、改正さ
れれば教育界全体に与える衝撃は相当大きいはずです。今年の注目度N0.1です。
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◆新春特訓川柳発表!◆
◎さてさてやってまいりました、優秀川柳の発表です。当教室のホームページ
上の毎週、毎月の川柳をご覧いただいておりますでしょうか?投稿作品は増え
続け、今回は、な、なんと、1103句でした。この全作品を全講師、生徒に
採点してもらっています。週ごと月ごとの激戦を勝ち抜き、川柳選定委員会に
選ばれた本物の優秀作品です。
※選ばれた方には図書カードをお送りします(金賞:3千円分、銀賞:2千円
分、銅賞:千円分、優秀賞:5百円分)。
さぁ、まいりましょう。いよいよ発表です!
まずは『塾、勉強部門』。
■金賞■ ★戦友が 次々消える スイセンで
■銀賞■ ☆言わないで! 英語のできない 帰国子女
☆一夜漬け きゅうりはちゃんと 漬かるのに
■銅賞■ ☆戦争は受験だけでじゅうぶんだ
☆講習会、せみでも6日は もつんだぞ!
☆ある講師 授業と電話 声違う
続いて『一般部門』
■金賞■ ★ゴキブリを 殺した時だけ “パパすごい!”
■銀賞■ ☆引いちゃダメ 押さぬと開かぬ 北のドア
☆休みなし 渋滞ニュースに ざまあみろ
■銅賞■ ☆大豆より ブッシュの遺伝子 組替えて
☆目立つわよ 徹夜をやって 弱った目 (後ろから読んでも)
☆運動会 パパ出てかいた 汗と恥
◎いかがでしょう、大人だけでなく、生徒たちの句も入賞しました。おめでと
うございます。
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★優秀賞★ 金銀銅以外の甲乙つけがたい秀作を選びました。こちらです。
■『塾、勉強部門』
※模試結果 目薬さすより 目が覚める (なんだ、コレ!ってね)
※北風も 大学受かれば 春の風 (春の風、感じて下さい)
※テスト前 完璧なのは 計画表 (作るとほっとしちゃうんですよね)
※マーカーの入れすぎポイント分からない (目がちかちかします)
※怒れない 茶パツだらけの 保護者会 (今や黒髪のほうが新鮮で…)
※ワカモノが ゆとりにおぼれ バカモノに (気をつけましょう)
※志望校 場所は近いが 頭が遠い (なかなかうまくいかないもので…)
※受験生 美白で 分かる勉強量 (日焼けした受験生は疑われます)
※授業中 ひまで上達 ペン回し (どこの授業でしょうかねぇ?)
※水泳部 試験中にも 睡眠ぐ (ザブトン一枚!)
■『一般部門』
※感動を ムリヤリ作る テレビ局 (24時間テレビのマラソンとか?ガチ
ンコとか?)
※バカ息子 米・朝ともに けんか好き (誰か止めて〜)
※予約して 2時間待って 治療5分 (それでも医療費は上がる)
※似合わない カップル見るたび 勇気わく (うん!)
※謝罪した はずの隣人 核武装 (あの隣人にはホント困ったものでして…)
※「スランプ」は 出来る奴が 言う言葉 (その通り!)
※仕事オフ 家庭がオンで 疲れ倍 (どちらも大切、ごくろうさまです)
※目薬を さす時あいちゃう 目より口 (確かに…)
※新発売、違いがわからぬ、缶コーヒー (次々出ては消え…)
※サンタさん 今でも信じる うちの兄(23歳) (えっ、いないんですか?)
◎入選された方、図書カードをお送りいたしますので、メールでのご連絡をお
待ち申し上げます。惜しくも入賞を逃した作品もHP上にありますので、ぜひご
覧下さい。ついでに投票を、更についでに投稿を!ホームページからメールア
ドレスだけで参加できますので、みなさん!次回ますます感性を磨いてご応募
下さいね。 magazine@tokkun.net
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◆教科の窓◆
◎今年も興味深い話題をお届けします。新年第一弾は光岡先生の「英語の窓」
です。
『日本を救った英語の達人:新渡戸稲造』 光岡誠司
2004年度からお札のデザインが変わります。5000円札も樋口一葉に変わる
ため、新渡戸稲造は今年一年で消えてしまいます。そこで、あらためて英語の
達人、Dr.Nitobeを取り上げてみます。
現在のお札のおかげで新渡戸稲造の知名度はぐんと上がりましたが、それで
も彼の活躍に比して低いといわざるを得ません。彼は、「少年よ、大志を抱け」
と語ったクラーク博士の教え子、芥川龍之介の先生であり、その小説「手巾(ハ
ンケチ)」のモデルですが、いずれも新渡戸より相手のほうが知られていますね。
しかし彼、新渡戸稲造こそが近代日本の最初の国際人であり、そして、それ
を可能にしたのは、なんといっても、彼の抜群の英語力なのです。
太平洋の架け橋になりたいと願い、東大を中退し、米、独に留学しました。
帰国後は教育者として活躍し、その後、58歳で国際連盟事務局次長に就任。欧
州を演説してまわり、アインシュタイン、キューリー夫人、HGウェルズなど当
時の科学者、文化人と議論を戦わせていたそうです。
「我、願わくば太平洋の架け橋にならん」とは新渡戸が東大の入試面接で語
ったといわれる言葉ですが、その精神は100年後、今でも川口外務大臣などは
これを紹介し、ブッシュ米大統領は国会演説で触れるなど、外交の場に生きて
います。
また37歳で“Bushido:the soul of Japan(武士道)”を英語で出版しまし
た。本書は25ヶ国語にも翻訳され、エジソンの愛読書であり、文人外交官の
駐米英国大使のブライス卿によって「英文学の珠玉」と絶賛されたほどすばら
しい英文で書かれています。
これを読んで感銘を受けていた当時のアメリカ大統領セオドア・ルーズベル
トは、60冊を購入し、友人に配布しただけでなく、「キリスト教文明に勝ると
も劣らない高い精神文明を持った極東の小国を世界地図から消してはならな
い」と日露講和の仲介をしたと言われています。当時としては日米関係を築き、
日本を救った大功労者です。
お気付きでしょうか、今の5000円札にだけ世界地図が(太平洋が広々と)
描かれているのはそういう訳なのです。
そして、その新渡戸の英語の勉強ぶりはといえば、ものすごい多読をしたこ
とがわかっている程度で、実はあまり明らかになっていません。ただ、弟子た
ちによれば、睡魔に襲われたときは井戸端で水を浴びてから勉強を続けたとい
うことです。
5000円札から新渡戸が消えたとしても、その志を引き継ぎたいものです。
s.mitsuoka@tokkun.net
◎あと一年でお別れの新渡戸5000円札、太平洋をご確認下さい。今年はど
なたか “日本海”の方の架け橋になっていただけないでしょうかねぇ?
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◆ショートユーモア◆
◎先月ご紹介したスットコ君はなかなかの好評でした。今月もえりすぐりの笑
いをお届けします。さぁ、どっと初笑いです!
★ニュートラル
先生 「ニュートラル(neutral)っていう言葉聞いたことあるか?」
生徒A「ありません」
先生 「ニュートラルというのは、この場合、訳すと"中立"。いいかな」
生徒A「チュウリツってどんなこと?」
先生 「分かるだろ?"中立の立場"とか言うじゃん」
生徒B「間に入るんでしょ?」
先生 「うん、まぁねぇ、そうかな」
生徒A「どういう字を書くの」
先生 「A!お前は、まったく…」(と言いながら“中立”と書く)
生徒A「ふ〜ん、私立とはどう違うの?」
★アクロバット(英語の授業)
先生「acrobat(アクロバット)というのは"芸"のことじゃなくて、芸をする
"人"のことだぞ」
生徒「??」
先生「はい、じゃあ辞書引いてみろ」
先生「なんて書いてある?読んでみろ」
生徒「きょくげいし(曲芸師)、と、え〜と、え〜と "けいぎょうし"」
先生「かるわざし(軽業師)!」
(日直:『軽業師』は重工業の反対ではありません。また『とび職』だからとい
って、空は飛びません)
★お“尻”合い
今日、お手洗いで『空き』のサインになっていたので、そのままドアを開けた
ら、なんと、目の前に○○さんがすわっているではないですか。ほんとうにび
っくりしました。でも、もっとびっくりしたのは○○さんが全くびっくりしな
かったことです。
○○さん、いわく
『ごめんね、川柳のこと考えてたの』って…
(日直:○○さんの川柳は入選したんでしょうか)
★決闘?
宿題を忘れてきた生徒に対してとても厳しい某先生のお説教から。
先生「ばか者!今がどういう時期か分かっているのか?宿題をやってくればそ
れでいい状況ではないんだぞ!まして宿題をやってこないとは何事
だ!!」
厳しい愛のムチです。それに続けて…
先生「いいか、受験はやったもん勝ちなんだぞ!やるか、やられるかだ!」
(日直:それは受験じゃないです。「やるか、やらないか」ではないでしょうか)
★難聴
ある生徒が突然、耳の調子が悪いからということで休みました。一緒に授業を
している生徒に説明しました。お母様は難聴だとおっしゃいましたので、
先生「○○さんが急に難聴になったので今日はお休みです」
生徒「えっ、大丈夫なんですか?どんなチョウですか」
先生「はあ?、難聴だよ、難聴」
生徒「………(お腹のあたりを指差しながら)腸がどうなったんですか?」
先生「だ、か、らぁ、耳だよ耳」
★U□J
生徒「先生、来週塾休みます。」
先生「どうして?あっ、修学旅行か。どこ行くんだっけ?」
生徒「京都・奈良・大阪です。」
先生「えっ、大阪にも行くことになったの?じゃあ『UFJ』に行くんだ?」
生徒「先生、それ、銀行!僕が行くのは『U“S”J』」
先生「あっ…」
(日直:内容は違いますが、危ないという点ではどちらも同じですね(失礼!))
◎今年もスットコ君に会えそうです。次回もお楽しみに。
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◆新春お年玉:図書券プレゼント◆
今月はお年玉ということで特別に10名の方に、抽選で千円分の図書券をお送
りします。今月のキーワードは“ヘイセイジュウゴネン”です。メールアドレ
スと共にキーワードを入力していただければ応募の形になります。
★その折、たった一言でも感想をお書きいただけるとありがたいのです。これ
までにお寄せいただいたご感想も、じっくり拝読し、大変参考にさせていただ
いております。機会があればぜひご紹介させていただきたいと思っております。
では http://tokkun.net のプレゼントコーナーへ進んで下さい。締め切りは
1月末日まで。尚、当選者にはメールでお伝えします。
また会員専用ページには、
goukaku
で、入る事が出来ます。必ず半角小文字で入力し、(enterを押すのではなく)
横にあるOKをクリックして下さいね。
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◆データの杜◆
◎NHK放送文化研究所から中高生の学校外学習時間に関する調査の結果が公表
されました。1982年、1992年、2002年と、10年ごとのデータをご紹介します。
驚きます。
★塾などを含めた学校外での学習時間調査★
『一日平均30分以下しか勉強しない生徒の割合』
中学生 高校生
82年 10% 25%
92年 14% 34%
02年 40% 55%
『一日平均3時間以上勉強する生徒の割合』
中学生 高校生
82年 25% 25%
92年 22% 18%
02年 12% 9%
◎どうしちゃったんでしょう、この数字。日本の子供たち、「ゆとり」は充分あ
りそうですよ。
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◆お知らせ◆
★その1:来年度の新規生の募集が始まっております。ご希望の時間枠などを
お伝えいただきたいと思います。
★その2:川柳もスットコ君も当教室のホームページでお楽しみいただけます。
ぜひお気に入りに追加して下さいね。
http://tokkun.net
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◆編集後記◆
新春号の内容はいかがでしたでしょうか。今年も皆様から多くの温かい、厳し
いご意見を心よりお待ち申し上げます。
さて、受験生たちは年も改まりいよいよ本番へ向けて緊張を高めているところ
です。冬期講習が1月3日から始まりました。まずは全国60万人が受験する
センター試験が18日からスタートです。大学受験生のみなさん、くれぐれも
体に気をつけ、万全の体調で臨み、これまでの努力の成果を遺憾なく発揮して
下さい。
それに続く当教室の小学生、中学生も準備万端です。
“入試よ!どっからでもいらっしゃい!”
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