| 敬語法とは
敬語表現を使って、特定の人物への敬意を表わす表現。
敬語の種類
尊敬語・・主語を尊敬する場合に使う
謙譲語・・受け手を尊敬する場合に使う
丁寧語・・聞き手を尊敬する場合に使う
例・・帝、ものものたまはず。(尊敬語)
(帝は何もおっしゃらない)
帝に対する敬意
例・・女房、帝に文を奉る。(謙譲語)
(女房が帝に手紙を差し上げる)
帝に対する敬意
ニ方面敬語
例・・大納言、帝に聞こえたまふ。
(大納言は、帝に申し上げなさる)
聞こえ・・帝に対する敬意
たまふ・・大納言に対する敬意
ニ方面敬語とは、一つの文章で、二人を同時に尊敬する用法。
丁寧語とは
現代語の、です、ます、に当たる用法。
例・・「先生、今日の日直は佐藤君です」
「佐藤君、今日の日直は君だよ」
聞き手が目上の時に使う。
古文でも
聞き手に対する敬意となる。
例・・女房、大臣に「夜更けはべりぬ」
(女房が大臣に「夜が更けました」)
大臣に対する敬意
練習問題
親達は、姫君に「世の人の聞かむもいとあやしくはべり」と聞こえたまふ。
下線部の敬語動詞は、誰に対する敬意か、答えなさい。
<答え>
はべり・・丁寧語。
聞き手に対する敬意 --->姫君
聞こえ・・謙譲語。
受け手に対する敬意--->姫君
たまふ・・尊敬語
主語に対する敬意--->親達
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